子どもたちが夢中になるスイーツ工作を楽しんでみませんか?
ハロウィンやバレンタイン、ホワイトデー前に取り入れられる事が多いですが1年を通してどの季節でも楽しめる製作テーマです。
今回の記事では、子どもと一緒に簡単に作れるスイーツ工作アイデアをまとめました。
お菓子のお家やスポンジケーキ、粘土で作るカラフルなスイーツなど、対象年齢に応じたアイデアが満載です。
思わず食べたくなっちゃうような可愛いスイーツ工作を通じて、子どもたちの創造力や達成感を育む時間をぜひお楽しみください!
スイーツ製作の導入におすすめの絵本
製作を始める前に、テーマに関連する絵本を読むことで子どもたちのイメージが膨らみ、製作がより楽しくなります。
有名なグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を題材にした絵本です。数ある「ヘンゼルとグレーテル」の絵本の中でも、この本は絵柄が美しく、お菓子のお家が登場する場面が特に印象的。
今回作るスイーツ製作のテーマの1つ「お菓子のお家」にぴったりの一冊です。絵本を読む際には、どんなお菓子が家を飾っているかを子どもたちと一緒に注目してみてください。これをきっかけに、製作中のデザインのアイデアも広がるはずです。
もう1冊ケーキ製作の前にピッタリなケーキがテーマの絵本を1冊紹介します。
ケーキがテーマの製作にぴったりの一冊です。ケーキが出来上がっていく様子を楽しみながら、クリームを絞ったりイチゴを乗せたりする工程が描かれています。
この絵本を読むことで、ケーキ製作の飾り付けに関するヒントを得ることができます。自分がパティシエになった気分で楽しめるので、子どもたちのモチベーションもアップしますよ!
お店屋さんごっこやイベントに◎スイーツ製作アイデア
【1歳〜4歳】何味が好き?折り紙ドーナッツの作り方
乳児さんから幼児さんまで楽しめる折り紙ドーナッツの工作です。工程が少ないので簡単に作れ、味やトッピングを考えることで楽しみながら創造力を育めます!
ねらい
- 折り紙の色から味を想像し、製作の楽しさを感じる。
- 説明を聞いて順番通りに作ることで集中力を養う。
- 紙を握る動作を通じて指先の感覚を育む(乳児向け)。
材料
- 折り紙 2枚(好きな色を選ぶ)
- セロハンテープ
- 丸シール(トッピング用)
作り方
- 折り紙を長方形に折る
折り紙2枚をそれぞれ半分に折り、長方形の形にします。 - 長方形を繋げる
折り紙2枚をセロハンテープで繋げて長い1本にします。 - 輪を作る
両端をセロハンテープで繋げて輪を作ります。 - ドーナツの形にする
輪になった紙を手で握りながらドーナツの形を作ります。乳児さんはこの工程から楽しむことができます。 - トッピングを飾る
丸シールを貼り付けて、ドーナツにトッピングを飾り付けたら完成です!
【1歳〜5歳】ふわふわおいし〜い♡カラフル綿あめの作り方
綿に色をつけて作るわたあめ工作は、感触の面白さから小さな子どもでも興味を持ちやすく、製作が苦手な子どもでも楽しく取り組めます。見た目が可愛く、夏祭りやお店屋さんごっこのアイテムとしても大活躍!
ねらい
- 異素材に着色する楽しさを体験し、好奇心を育む。
- 綿を扱う工程を通じて、感触を楽しむ。
- 完成品を使って遊びを広げ、自己表現力を養う。
材料
- 綿(ふわふわのもの)
- 水彩ペン
- OPP袋(透明袋)
- モール
- 折り紙(またはストローで代用可能)
作り方
- 下紙を敷く
水彩ペンを使うので、机が汚れないように下紙を必ず敷きます。 - 綿を着色する
少量の綿を下紙の上に置き、水彩ペンのインクをトントンとつけて色をつけます。 - 色を混ぜる
手で綿を伸ばしたり付けたりしながら、インクが綿全体に広がるように混ぜます。複数の色を組み合わせるとカラフルで華やかなわたあめができます。 - 袋に詰める
色を付けた綿をOPP袋に入れます。複数色の綿を詰めるとよりリアルな仕上がりになります。 - 棒を取り付ける
袋に綿あめの棒を入れ、袋の上からモールで留めます。棒は折り紙で作ったものやストローを活用してください。 - 仕上げて完成!
棒と袋をしっかり固定したら、ふわふわのカラフル綿あめの完成です!
棒は折り紙で作らない場合ストローがオススメだよ
作り方を動画でチェック
HOKETのYouTubeチャンネルで作り方の動画を公開しているので合わせてチェックしてみてください。
【2歳〜5歳】みんなの憧れ♡スイーツをたっぷり乗せたお菓子のおうち製作
キャンディーやクッキー、チョコレートなど、子どもたちの大好きなお菓子をテーマにした「お菓子のおうち」製作です!小さな子どもも楽しめるシンプルな工程から、細かなデコレーションまで、年齢に応じたアレンジが可能です。
ねらい
- お菓子を描いたり貼ったりすることで、想像力や創作意欲を育む。
- 素材の違いや構造を感じながら手先を使う作業で器用さを養う。
- 絵本を通じて製作テーマのイメージを膨らませる。
材料
- ダンボール(屋根と家の土台用)
- 画用紙(お菓子や飾り用)
- クレヨン
- のり
- ハサミ
- 穴あけパンチ
- モール
- お好みで丸シールや装飾柄の折り紙
事前準備
- ダンボールを家の土台となる四角形と屋根部分の三角形に切り分ける。
- 土台と屋根に両面テープを貼り付けておく。
- 小さく切った画用紙を用意(お菓子を描く用)。
作り方
- お菓子を描く
小さく切った画用紙にクレヨンでキャンディーやクッキーなどのお菓子を描きます。バランスを見ながら5個程度描くのがおすすめです。 - お菓子の形を切り取る
描いたお菓子の周りの余分な画用紙をハサミで切り取り、パーツを作ります。 - お家を飾る
ダンボールの土台部分に窓やドアを描き、先ほど作ったお菓子をのりで貼り付けてデコレーションします。 - 屋根を仕上げる
屋根部分に穴あけパンチで穴を開け、モールを通して壁掛け用の輪を作ります。 - 仕上げにキャラクターを追加(オプション)
時間に余裕があれば、画用紙にヘンゼルとグレーテルや好きなキャラクターを描き、お菓子のおうちに貼り付けて完成です!キャラクターをお家から飛び出すように貼ると立体感が出て可愛く仕上がります。
【3歳〜5歳】ごっこ遊びにも使える!簡単スポンジケーキ工作
廃材を組み合わせて作るケーキの工作です。
何味のケーキにしようか考えているだけでもワクワクしてきちゃいますね!
ねらい
- 廃材を使った創作活動を通じて、物を大切にする気持ちを育む。
- 飾り付けを楽しみながら、子どもの想像力とデザイン力を引き出す。
- 完成品を使った遊びを通して達成感や表現力を養う。
材料
- 食器洗いスポンジ(ケーキの土台用)
- 両面テープまたはボンド
- 廃材(ストロー、カラーダンボール、毛糸、レースなど)
- ハサミ
作り方
- 飾りを準備する
廃材をケーキの飾りとして使える形やサイズにハサミで切ります。 - 飾りを配置する
食器洗いスポンジの上に飾りを自由に並べ、デザインを決めます。 - 飾りを固定する
並べた飾りを1つずつ取り外し、両面テープまたはボンドを使ってスポンジに貼り付けます。
【3歳〜小学生】画用紙で作る超お手軽♫ケーキ製作
画用紙を使った簡単ケーキ製作です。材料が身近に揃いやすく、気軽に挑戦できるのが魅力!色々な味や種類のケーキを想像しながら楽しく作りましょう。
ねらい
- シンプルな工程で小さな子どもでも達成感を味わえる。
- クレヨンで断面を描いたりトッピングを飾ったりすることで、デザイン力を育む。
- 作ったケーキを使ったごっこ遊びで創造性を伸ばす。
作り方
- 画用紙をカットする
画用紙を縦15cm×横5cmの長方形に切ります。 - 断面を描く
切った画用紙にクレヨンでケーキの断面を描きます。チョコレートケーキやフルーツケーキなど、好きなデザインで! - 筒状にする
画用紙の片端に両面テープをつけ、円筒形にします。 - クリームを詰める
筒の中にお花紙やティッシュペーパーをふんわり詰めて、クリームを表現します。 - トッピングを飾る
丸シールでクリームの上にトッピングを飾り、完成です。
毛糸を飾りに使えばモンブランも作れるよ
作り方を動画でチェック
作り方をわかりやすく紹介した動画を公開中!ぜひHOKETのYouTubeチャンネルでご覧ください。
【3歳〜小学生】粘土で作るカラフルカップケーキ製作
粘土を使って作るカラフルなカップケーキは、子どもたちに大人気!色を混ぜる過程で、混色の勉強にも役立ちます。自分だけの色々な味のケーキを製作してみてくださいね♫
ねらい
- 粘土に色を混ぜる過程で、混色の原理を学ぶ。
- カップケーキのデザインを考えることで創造力を育む。
- 完成品を使った遊びや展示で達成感を味わう。
材料
- 白い粘土(乾燥するタイプ)
- 絵の具(赤・青・黄)
- 透明カップ(プラスチック製)
- 粘土板
作り方
- 粘土を着色する
- 白い粘土に絵の具(赤・青・黄)を順番に付けて混ぜます。
- 混ぜる色は2色までにすると、色が濁らず綺麗に仕上がります。
- カップケーキの層を作る
- 着色したカラー粘土を透明カップに詰めて層を作ります。
- 色の順番や厚さを工夫して、オリジナルのデザインを楽しみましょう。
- トッピングを作る
- 残った粘土でフルーツやクリーム、キャンディーなどのトッピングを作ります。
- トッピングをカップケーキの上に飾り付けて完成です!
粘土で作る!もっとリアルなスイーツ製作アイデア4選
本物そっくりの粘土スイーツ製作アイデアをご紹介します!一見難しそうですが、作り方は簡単で、子どもたちも楽しく取り組めます。完成品はリアルで可愛らしく、飾りやごっこ遊びにもぴったりです!
おすすめ粘土紹介
〜3歳の子ども用簡単に扱えるオススメ粘土
ギンポー お米のねんど 9色セット
- 特徴:米粉・塩・水のみで作られた粘土なので、万が一なめても安心。
- おすすめポイント:粘土特有の匂いがないため、乳児の感触遊びにも最適。初めての粘土遊びにぴったりです!
3歳以上子ども向けの楽しく使えるオススメ粘土
かるいかみねんど かるがる
- 特徴:柔らかく、子どもでも扱いやすい軽量粘土。形作りが簡単で、初心者にもおすすめです。
- おすすめポイント:価格も手頃で、たくさん使って遊びたい子どもたちに最適!
粘土の着色方法
作り方の途中で粘土を着色する工程がります。粘土の着色方法はこちらで詳しく解説しています。
【1歳〜3歳】着色粘土でまんまるキャンディー製作
粘土で作る丸いキャンディーは、簡単で乳児でも楽しめます。完成品を透明袋に詰めるだけで、まるで海外のお菓子のような可愛らしさ!
材料
- 粘土(乾燥して固まるもの)
- 着色粘土、または着色前の粘土と水彩絵の具
作り方
- 粘土を準備する
着色粘土を使用するか、無着色粘土を着色して準備します(着色方法はこちら)。 - 感触を楽しむ
粘土をちぎったり転がしたりして、手の感覚を楽しみます。 - 丸める
手のひらに適量の粘土をとり、転がして丸く形を整えます。 - 袋に詰める
乾燥したら、丸いキャンディーを透明袋(OPP袋)に入れ、封をして完成です。
乳児さんの指先の発達にもなってオススメだよ!
【1歳〜5歳】日本の伝統!粘土で作る和菓子
日本らしいスイーツ「和菓子」を粘土で作る工作アイデアです。粘土を丸めるだけのシンプルな工程で、キャンディー製作の応用編として楽しめます。完成した「だんご」や「ねりきり」は可愛らしく、子どもたちも大満足!
ねらい
- 粘土を扱う作業を通じて、手先の器用さと集中力を養う。
- 和菓子の形や模様を観察し、デザイン力を育む。
- 日本の伝統スイーツをテーマに、和文化に親しむ。
材料
- 粘土(乾燥して固まるもの)
- 着色前のものを使う場合は水彩絵の具
作り方
だんご
- 粘土を適量取り、手のひらで転がして綺麗な丸にします。
- 丸めた粘土をつまようじに刺して「だんご」の形にします。
ねりきり
- 粘土を適量取り、手のひらで転がして丸くします。
- 軽く手のひらで押し潰して平らにします。
- 定規を使って縦横斜めに痕をつけ、「ねりきり」の模様を表現します。
- 難しい場合は大人の方がサポートしてください
【3歳〜小学生】食べたくなっちゃう!粘土で作る「クッキー」
粘土で作るクッキーは、本物のクッキー作りと同じ工程で楽しめる工作アイデアです!焼き上がりをイメージしながらデコレーションを施せば、リアルで美味しそうな仕上がりに。子どもたちはお菓子作りをしている気分でワクワクしながら取り組めます!
ねらい
- 本物そっくりのクッキー作りを通じて、子どもの創造力やデザイン力を育む。
- クッキー型を使った粘土の成形で、手先の器用さを養う。
材料
- 粘土(乾燥するタイプ)
- 水彩絵の具(着色用)
- ボンド
- フェイク用チョコペン
フェイク用のチョコペンはこんな感じのものが売っているよ
作り方
- 粘土を丸める
粘土を適量取り、手のひらで転がして丸めます。 - 形を整える
丸めた粘土を手のひら同士で軽く潰し、厚さ1cm程度にします。 - 型で形を取る
クッキー型を使って好きな形を作ります(ハート型や星型など)。 - 乾燥させる
作ったクッキーを乾燥させます。 - デコレーションする
乾燥したクッキーにフェイク用チョコペンを使ってデコレーションを施します。トッピングの達人シリーズを使えば、リアル感がさらにアップ! - クリームサンドクッキーを作る(オプション)
- 白色の粘土を用意してクリーム部分を作ります。
- クッキー色に着色した粘土とクリームを挟み込み、クリームサンドクッキーに仕上げます。
粘土を着色して焼き色を表現すると、より本物らしい仕上がりだよ
【5歳〜小学生】本物にしか見えない!一番簡単な粘土マカロンの作り方
見た目が本物そっくりなフェイクマカロンを作れる工作アイデアです。大人も楽しめる製作で、デザイン次第でおしゃれな仕上がりに!特に「ピエ」(マカロンのキザギザ部分)の表現がポイントです。
ねらい
- マカロンのリアルな質感を表現し、細部にこだわる楽しさを体験する。
- つまようじを使った作業で、集中力と手先の器用さを養う。
- 完成品を飾ることで達成感を味わう。
材料
- 粘土(乾燥するタイプ)
- 水彩絵の具(着色用)
- ボンド(接着用)
- つまようじ
作り方
基本工程
- 基本の作り方は「クリームサンドクッキー」と同じです。
(丸めた粘土を平たく潰し、クリーム部分を挟む工程)
ピエ(キザギザ部分)の作り方
- マカロンを配置
形を整えたマカロンを粘土板の上に置きます。 - つまようじで模様をつける
マカロンの側面に、つまようじを使ってキザギザの痕をつけます。この工程でピエを再現します。 - 仕上げる
マカロンの上下をボンドで接着し、クリーム部分を挟んで乾燥させたら完成です!
ピエは均等な間隔で模様をつけると、よりリアルに見えるよ
粘土フェイクスイーツをさらに本物に近づける小技
粘土で作ったフェイクスイーツをさらにリアルに見せるための簡単な工夫をご紹介します。ちょっとしたアイデアで、まるで本物そっくりな仕上がりに!お店屋さんごっこの商品やプレゼントにもぴったりです。
粘土フェイクスイーツをさらに本物に近づける小技
粘土で作ったフェイクスイーツをさらにリアルに見せるための簡単な工夫をご紹介します。ちょっとしたアイデアで、まるで本物そっくりな仕上がりに!お店屋さんごっこの商品やプレゼントにもぴったりです。
小技アイデア
- 透明袋でラッピング
- 完成したスイーツをOPP透明袋に入れるだけで、市販のスイーツのような雰囲気に!
- 透明感がある袋を使うことで、中の作品がしっかり見えて映えます。
- リボンやモールで装飾
- 袋の口をリボンで結ぶと、華やかさがアップ。
- モールを使って可愛くアレンジするのもおすすめです。
- シールを貼る
- 袋に可愛いシールを貼るだけで、ラッピングのクオリティがぐっと上がります。
- 手作りのオリジナルラベルを作ると、さらに本格的に!
- トレイや箱に並べる
- 小さなケーキやマカロンをトレイや箱に並べると、高級感が出て本物感が増します。
- カラフルなスイーツを組み合わせることで、ディスプレイとしても楽しめます。
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まとめ|子どものアイデアが飛び交うスイーツ製作
お菓子がテーマのスイーツ製作は、子どもたちの興味を引きつけ、やる気を高めてくれるアイデア満載の活動です。自分の好きなお菓子を話したり、どんな種類のお菓子を作るか考えたりする過程で、子どもたちの笑顔があふれます。
今回ご紹介したスイーツ製作は、こんな風に完成品をお店屋さんごっこの商品に活用するのもおすすめです。
見た目が可愛いだけでなく、作った作品を通じて遊びを広げることができます。また、材料が手軽に揃えられる点も魅力のひとつです。
カラフル綿あめやドーナッツの作り方を参考に、ぜひ保育園や親子で楽しいスイーツ製作に挑戦してみてください。