七五三は子どもたちの成長をお祝いする特別な行事です。その象徴ともいえる千歳飴を入れる袋を、手作りしてみませんか?自分だけのオリジナル千歳飴袋を作ることで、準備の時間も家族みんなで楽しめます。
この記事では、2〜6歳のお子さん向けに簡単に作れる千歳飴袋の製作アイデアを年齢別にご紹介!さらに、完成した袋を活用した壁面装飾のアイデアもお届けします。七五三をもっと楽しい思い出にするヒントをぜひチェックしてください♪
千歳飴袋を作ってみよう!事前準備
手作り千歳飴袋を作る前に、必要な材料を準備しましょう。以下のリストを参考にしてください。
- 画用紙(袋の本体用)
色やデザインはお好みで選びましょう。白画用紙をベースにすると装飾が映えます。 - 持ち手
紙やリボン、ひもなど。子どもの手に優しい素材を選ぶのがおすすめです。 - 装飾用のパーツや色画用紙(お好みで)
シール、マスキングテープ、折り紙などを用意して、個性あふれるデザインを楽しみましょう。
ポイント
手軽に手に入る材料を使うことで、製作のハードルを下げ、子どもも一緒に楽しめます。事前に材料をそろえておくとスムーズに進められますよ!
袋が完成したら千歳飴も入れてみましょう!
【2・3歳】丸シールを使った、レトロで可愛い千歳飴袋づくり
低年齢の子どもたちにもぴったりの簡単な製作アイデアです。丸シールを貼るだけで、木の実やお花を表現できるデザインは、シンプルながらもとても可愛らしい仕上がりに。ランダムにシールを貼ってドット模様にするだけでも十分素敵です!
「レトロ可愛い千歳飴袋」の作り方
- デザインを考えよう
白い画用紙に木の実やお花に見立てて丸シールを貼ります。 - 袋の形に仕上げる
白画用紙を縦半分に折り、袋状になるように下と両側面を両面テープで留めます。 - 持ち手をつけて完成!
袋の口部分に両面テープで持ち手をしっかり貼り付けましょう。 - おすすめポイント
- 小さな手でもシール貼りは取り組みやすいので、2・3歳の子どもが楽しみながら製作できます。乳児さんの場合はシールを自由に貼って、抽象的な模様にするのも可愛い仕上がりになりますよ♪
【4・5歳】絵の具のグラデーションが美しいアートな千歳飴袋
マスキングテープと絵の具を使った千歳飴袋は、デザイン性が高く、見栄え抜群!絵の具のグラデーションと白い線の対比がとてもきれいに仕上がります。絵の具遊びが好きな4・5歳のお子さんにおすすめの製作アイデアです。
「千歳飴袋製作」の作り方
- マスキングテープでデザインをつける
- 絵の具で着色する
- テープの間にできた三角形や四角形のお窓部分を水彩絵の具で塗ります。
グラデーションを使うとよりおしゃれに仕上がりますが、単色のベタ塗りもOKです。
- テープの間にできた三角形や四角形のお窓部分を水彩絵の具で塗ります。
- テープを剥がして仕上げる
- 絵の具が乾いたらマスキングテープをそっと剥がします。くっきりとした白い線がデザインにメリハリを与えます。
- 袋の形に仕上げる
- 画用紙を縦半分に折り、下と横を両面テープで留めて袋状にします。
- 持ち手をつけて完成!
- 両面テープで持ち手をしっかり貼り付けて完成。表面には文字の台紙を貼り、「七五三」の文字を飾るとより特別感がアップします。
ポイント:
- マスキングテープ選び: 粘着力が低いものを選ぶと、剥がす際に画用紙が破れにくいです。
- 絵の具の種類: 水彩絵の具を薄めに使うとグラデーションが綺麗に仕上がります。
【0歳〜小学生】折り染めで作る、特別感たっぷりの千歳飴袋
障子紙の折り染めをデザインにしたキュートな千歳飴袋です。
障子紙を使った折り染めは、色とりどりの模様が楽しめる製作アイデアです。0歳の乳児さんから小学生まで、発達段階に合わせて取り組むことができ、まさに「世界に一つだけの」作品が完成します。
墨運堂の和紙は染め物がしやすくおすすめです。
作り方
- 障子紙をジャバラ状に折る
- 障子紙を大きめに折りたたみます。
※折り幅を小さくすると、終盤で紙が厚くなり子どもが扱いにくくなるので注意しましょう。
- 障子紙を大きめに折りたたみます。
- 色水に染める
- 折った障子紙の角や面を色水(水彩絵の具を溶いたもの)に浸します。
色を重ねることでカラフルな仕上がりに!乳児さんはこの工程のみ挑戦しても楽しめます。
- 折った障子紙の角や面を色水(水彩絵の具を溶いたもの)に浸します。
- 水気を取る
- 染めた紙の水気をしっかり絞り、布で余分な水分を拭き取ります。色が混ざりすぎないようにするのがコツです。
- 紙を開いて乾かす
- ジャバラを丁寧に開いて一枚の紙に戻し、完全に乾かします。
- 袋の形に仕上げる
- 乾いた障子紙を袋状に折り、下と横を両面テープで留めます。最後に取っ手をつけて完成!
ポイント
- 小さい子も大丈夫!: 色水に浸す工程だけなら0歳〜2歳の子どもでも取り組めます。
- オリジナリティ: 使用する色や染め方次第で、一つとして同じ模様にはならないのが魅力です。
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【4・5・6歳】和のモチーフが魅力!折り紙で飾る千歳飴袋
折り紙で作る飾りを使えば、千歳飴袋がぐっと華やかに!今回ご紹介するのは椿の花のデザインですが、鶴や扇、松などの和風モチーフも七五三にぴったり。着物姿との相性も抜群です。
「折り紙の千歳飴袋」の作り方
- お好みの折り紙モチーフを作る
- 椿や鶴、扇などのモチーフを折り紙で作ります。和のデザインが袋をより七五三らしい雰囲気に仕上げてくれます。
- 袋のベースを作る
- 白い画用紙を縦半分に折り、袋状になるように下と横を両面テープで貼り合わせます。
- 飾りをつける
- 袋の表面に文字台紙を貼り、その上に折り紙で作ったモチーフを両面テープで貼ります。
- 持ち手をつけて完成!
- 両面テープで持ち手をしっかり取り付ければ完成です。お好みでリボンやシールを追加しても可愛らしく仕上がります。
おすすめポイント
折り紙は色や模様を選ぶ楽しさもあり、製作自体が学びにつながる活動です。七五三のテーマに合わせたデザインを選ぶことで、イベントに彩りを加えましょう!
秋らしさ満点!子どもと楽しむ製作アイデアまとめ
秋らしい製作アイデアが満載の記事はこちら
季節を感じる楽しい製作アイデアをまとめた記事をぜひチェックしてください!対象年齢は0歳から5歳までと幅広く、乳児さんから幼児さんまで楽しめる内容になっています。
- 乳児さん向け: 足型を使った「森の音楽隊」
- 幼児さん向け: 秋のリースや紅葉のフロタージュ、さらに季節感たっぷりの秋の絵画製作も!
詳しくは以下のリンクからご覧ください。家族やクラスみんなで、秋を感じる製作に取り組んでみませんか?
まとめ|七五三をもっと楽しい思い出にするために
七五三は、子どもの成長を喜び祝う特別な行事です。美しい着物をまとい、写真を撮影し、家族みんなにお祝いされることで、子どもにとっても心に残る嬉しいイベントになります。
そんな七五三をもっと楽しむためのアイデアが、千歳飴袋の手作りです!
自分で作ることで、製作の時間から七五三へのワクワク感が高まり、お宮参りの日をより楽しみに待つことができます。
また、久しぶりに会うおじいちゃん・おばあちゃんに、手作りの千歳飴袋を見せることで、成長を伝える素敵なコミュニケーションにもなります。
今年の七五三は、ぜひ手作りの千歳飴袋で、もっと楽しく心に残る一日にしてください♪