冬の寒い季節、子どもたちと一緒に楽しめる手袋製作はいかがですか？毛糸や画用紙を使った手作り手袋は、指先の発達や感触遊びを楽しむのにぴったり。
この記事では、年齢別に簡単に取り組める製作アイデアを5つご紹介します。型紙も無料配布中なので、保育園や家庭で気軽に始められます。壁面飾りとしても活用できるので、冬らしい温かい雰囲気を作るのにぴったりですよ！
「手袋製作」のための事前準備
冬の製作活動にぴったりな「手袋製作」では、HOKETの型紙を使うととても便利です。型紙を活用することで、子どもたちが無理なく楽しく取り組むことができます。
- 乳児さんの場合: 大人が事前に画用紙を手袋の形に切って準備すると安心。
- 4歳以上のお子さん: 型紙を画用紙に印刷し、ハサミの練習をしながら製作に取り組むことで、指先の発達を促します。
型紙はこの記事の最後で無料ダウンロードが可能ですので、ぜひご利用ください！
本記事はこの型紙を元に画用紙を切ったものを例として使っていきます。
画用紙じゃなくてフェルト生地で作るのも楽しいよ♪
手袋製作の前におすすめの絵本『てぶくろ』
手袋製作を始める前に、絵本を取り入れて子どもたちの興味を引き出すのはいかがでしょうか？手袋を題材にした絵本の中でも特におすすめなのが、ロングセラーの名作『てぶくろ』です。
『てぶくろ』は、少しリアルなタッチのイラストが特徴的で、時には「ちょっと怖い？」と感じる子どももいるかもしれません。しかし、その分物語に引き込まれやすく、次はどんな動物が手袋に入るのだろうと、想像力を刺激します。最後には楽しい結末が待っており、読み終えた後の満足感もひとしおです。
冬らしい物語が、製作活動への導入としてぴったり！手袋製作とあわせて、ぜひ楽しんでみてください。
年齢別手袋アイデア5選
ここからは、0歳から5歳の子どもたちが楽しめる手袋製作のアイデアを、年齢別にご紹介します。冬らしいかわいいデザインで、製作活動を楽しみましょう！
【0・1・2歳】毛糸をペタペタ貼って作る手袋製作
毛糸のやわらかい感触を楽しみながら、簡単に作れるアイデアです。
細い毛糸よりも飾り付きのボリュームある毛糸を使うと、見た目がよりかわいく仕上がります。
ねらい
- 毛糸の素材感を通じて触覚を刺激する
- 指先を使ってテープを剥がし、貼る作業を楽しむ
材料
- 手袋型に切った画用紙
- 毛糸
- 両面テープ
- はさみ
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作り方
- 両面テープを貼る：手袋型の画用紙に両面テープを貼ります。
- 毛糸を準備する：毛糸をハサミで切ります。ハサミを使えない場合は、事前に大人が準備してください。
※ハサミを使用する際は、毛糸の端を張った状態で切るとスムーズです。 - 毛糸を貼る：両面テープの粘着面に毛糸を自由に貼り付けます。
＊【保育士さん向け】製作準備の時短を実現するHOKETイチオシ文房具はこちら
【2・3・4歳】毛糸をくるくる巻いて作る手袋製作
手袋に毛糸を巻きつけてた手袋製作です。
ここでは画用紙を型にしましたが硬い厚紙やダンボールを使うと、毛糸を巻く時紙が丸まってしまう事なく作れるので失敗が少ないです。
ねらい
- 毛糸を絡ませないように工夫しながら扱う力を養う
- 物を巻きつける作業で指先の動きを発達させる
材料
- 手袋型の厚紙またはダンボール
- 毛糸（20cm程度の長さにカットしたもの）
- セロハンテープ
- ハサミ
- 両面テープ
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作り方
- 切り込みを入れる：手袋型の型紙の周りにハサミで切り込みを入れます。
- 毛糸を固定する：手袋型の裏面にセロハンテープで毛糸の端を貼り付けます。
- 毛糸を巻く：切り込みに毛糸をかけながら、くるくる巻いていきます。
- 毛糸を追加する：毛糸が足りなくなったら、裏面でセロハンテープで固定し、新しい毛糸をつなげて巻き続けます。
- 仕上げ：最後に手袋型の下部に白い画用紙を両面テープで貼り、飾りをつけて完成です。
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【3・4・5歳】チクチク縫って作る手袋
なみ縫いを使って、かわいい手袋を作るアイデアです。
この製作では、針を使わずに安全に縫う感覚を体験できます。初心者には簡単な「かがり縫い」から始めるのもおすすめです。
ねらい
- のりやテープ以外で2枚の紙を繋ぐ技法を学ぶ
- 自分で作った達成感や完成の喜びを味わう
材料
- 手袋型に切った画用紙2枚
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
- ハサミ
- モールやぼんぼん（飾り用、必要に応じて）
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作り方
- 穴をあける: 手袋型の画用紙2枚を重ね、穴あけパンチで下部以外の周りに穴をあけます。
- 毛糸を準備する: 毛糸の端を手袋型の内側にセロハンテープで固定します。もう一方の端をセロハンテープで巻き、針代わりにします。
- なみ縫いをする: 最初の穴から毛糸を上に引き出し、次の穴に上から入れ、下から出す動作を繰り返します（なみ縫い）。
- 毛糸を固定する: 最後の穴で毛糸を内側に戻し、セロハンテープでしっかり留めます。
- 仕上げる: 余分な毛糸を切り、モールやぼんぼんなどで飾り付けて完成です。
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【4・5歳】縫って作る雪の結晶柄の手袋
「縫う」技法を使って雪の結晶を表現する、冬らしい製作アイデアです。
なみ縫いができたら、次は模様を縫い込む製作に挑戦しましょう。手袋の中に広がる雪の結晶は、冬の雰囲気をぐっと引き立ててくれます。
ねらい
- 縫う作業を通して形や模様を表現する力を養う
- 技法のバリエーションに興味を持つ
- 完成させる達成感を味わう
材料
- 手袋型に切った画用紙
- 毛糸
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
- キラキラテープ（必要に応じて）
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作り方
- 穴をあける: 手袋型に穴あけパンチで対称になるよう8か所の穴を開けます。
- 毛糸をセット: 毛糸の一端を手袋型の裏面にセロハンテープで固定します。もう一方の端をセロハンテープで巻いて針代わりにします。
- 模様を縫う: 最初の穴から毛糸を引き出し、対称の穴に通します。同じ手順を近くの穴で繰り返し、模様を作ります。
- 仕上げ: 模様が完成したら、毛糸の端を裏面に戻し、セロハンテープで固定して余分な毛糸を切ります。
- 飾り付け: 必要に応じてキラキラテープなどを使い、華やかに仕上げます。
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【5歳〜】縫って模様を表現する手袋製作
「縫う」技法を使って自由な形や模様を表現する、応用編の手袋製作アイデアです。
これまでの「なみ縫い」や「雪の結晶柄」に挑戦した後は、偶然生まれる模様や、自分のイメージを再現する楽しさを味わいましょう。毛糸の種類や色を変えることで、作品の幅がぐんと広がります。
ねらい
- 縫い方を工夫して自由に形や模様を表現する
- 偶然できた形を楽しみ、創造力を育む
- 頭の中のイメージを作品に反映する
材料
- 手袋型の画用紙や厚紙
- 穴あけパンチ
- 毛糸
- セロハンテープ
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作り方
- 自由に穴をあける：手袋型に穴あけパンチで自由に穴をあけます。真ん中に穴を開けたい場合は、画用紙を折ってパンチを使うと簡単です。
- 毛糸を準備する：毛糸の端を手袋型の裏面にセロハンテープで固定します。もう一方の端はセロハンテープを巻いて針代わりにします。
- 模様を縫う：毛糸を好きな穴に通しながら模様を作っていきます。
- 毛糸を交換する：色を変える場合は、毛糸を裏面でセロハンテープで固定し、新しい毛糸を同様にセットします。
- 仕上げ：最後に毛糸を裏面にセロハンテープで留めて固定し、余分な毛糸を切ったら完成です。
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あわせて読みたい！冬の製作アイデアまとめ
1月から2月の寒い季節にぴったりな製作アイデアをまとめた記事です。製作だけでなく、冬の行事や風物詩にまつわる内容もたくさん掲載しているので、ぜひご活用ください。保育園やご家庭で冬ならではの楽しさを取り入れた製作をお楽しみいただけます！
まとめ ｜ 冬の手袋製作で子どもたちと楽しい時間を！
冬らしい手袋製作は、子どもたちの創造力や指先の発達を促しながら楽しく取り組めるアイデアです。今回ご紹介した内容を参考に、保育園や家庭でオリジナルの作品を作ってみてください。
また、完成した手袋は壁面装飾として飾ったり、イベントで披露したりと、冬の雰囲気を一層盛り上げます。型紙や毛糸を活用して、ぜひ自由な発想で製作活動を楽しんでみてください！
手袋型紙無料配布中
今回の手袋製作で使った手袋の型紙は下のボタンからダウンロードする事が出来ます。ぜひ製作活動に使ってみてください。
完成した手袋は、壁面飾りや冬の製作の展示にぴったり！触覚遊びと一緒に楽しんでください。
