牛乳パック、捨てる前にちょっと待って!丈夫で扱いやすい牛乳パックは、実は親子で楽しむ工作の素材として大活躍します。簡単に作れるおもちゃから実用的なアイテムまで、子どもの年齢や興味に合わせてアレンジ自由自在。ここでは、0歳から小学生まで楽しめるアイデアを厳選してご紹介します。環境にも優しいリサイクル工作で、家族みんなが笑顔になる時間を作りましょう!
牛乳パックを使った遊べるおもちゃ製作アイデア3選
少ない力でもよく回る牛乳パックのコマは、乳児さんにもピッタリの工作アイデアです。飾り付け方法も自由度が高く、個性豊かな作品を作ることができますよ。
【0歳〜3歳】乳児さんにオススメしたい!超簡単な回して遊べる「コマ製作」
材料
- 牛乳パックの底
- 装飾用の飾り
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作り方
事前準備
牛乳パックをハサミで開き、底部分を切り取っておきます。
- 牛乳パックの底をセットする:底の外側を下、内側を上にして置きます。
- 装飾を楽しむ:内側にシールを貼ったり、ぐるぐる模様を描いたりして自由に飾り付けます。
子ども自身のアイデアを活かして作ることで、完成後の達成感がより一層高まります。ぜひ親子で楽しい時間をお過ごしください!
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【2歳〜5歳】牛乳パック×廃材で作るお洒落ペン立て
牛乳パックの形をそのまま活かしたペン立ては、おうちで実用的に使える便利なアイテム。廃材を使ってオリジナルデザインに仕上げれば、エコでおしゃれなペン立てが完成します!
材料
- 牛乳パック
- 両面テープ
- 廃材(ストロー、アイスの棒など)
- ハサミ
作り方
- 両面テープを貼る:牛乳パックの側面に、巻きつけるように両面テープを貼ります。この際、両面テープ同士の間に少し隙間があっても問題ありません。
- 廃材を貼り付ける:両面テープを1面ずつ剥がしながら、廃材を隙間なく貼り付けていきます。
- 隙間を埋める:全ての面に廃材を貼り終えたら、隙間の大きさに合わせて廃材をカットし、足りない部分を埋めていきます。
【3歳〜】牛乳パックで作る!おもしろピエロ型貯金箱
お家にある牛乳パックで、楽しいピエロ型の貯金箱を作ってみませんか?ピエロのお口からお金を入れる仕組みがキュート!遊びながら自然とお金について学ぶ機会が作れます。
材料
- 牛乳パック
- カッターやハサミ(安全のため大人が使用)
- カラーペンやクレヨンシール
- キラキラテープ折り紙や毛糸(装飾用)
- 両面テープ
作り方
- 牛乳パックの準備:牛乳パックの上部を切り取り、下から約15センチの高さに印をつけます。
- 帽子部分の作成:1面のみ三角形に切り取ります。この部分がピエロの帽子になります。
- 貯金箱の蓋を作る:三角形に切り取った面以外は、蓋になるように内側に織り込みます。しっかり固定して閉じられるようにしましょう。
- お金を入れる口を作る:牛乳パックの正面に、ピエロの口に見立てた穴をカッターで切り取ります。この作業は、必ず大人が行いましょう。
- 装飾を楽しむ:側面にピエロの顔や体を描いたり、折り紙やシールで飾ったりして、個性豊かなデザインに仕上げます。毛糸を使って髪の毛を表現するのもおすすめです。
【4歳〜】牛乳パックで作る!くるくるまわるお花型のコマ
牛乳パックを使ったコマ作りは定番ですが、今回は「お花型」のコマを作ってみませんか?この形は少し珍しいので、他の人とは違う作品を楽しめます。
面積が広く、装飾しやすいのが特徴で、年中さんや年長さんにぴったりの工作です。ダイナミックに回る姿がとても楽しいので、ぜひチャレンジしてみてください!
材料
- 牛乳パック
- ハサミ
- 油性マジックやクレヨン
- 装飾用のシールやテープ(お好みで)
作り方
- 牛乳パックの準備:牛乳パックの上部を切り取り、開きやすいように側面の一部を切り開きます。
- お花型の土台を作る:牛乳パックを広げて平らにし、それぞれの面を広げて大きな一枚の紙状にします。
- 角を丸く切り取る:各面の角をハサミで丸く切り取り、お花のような形に整えます。
- 装飾を楽しむ:牛乳パックの白い面に油性マジックやクレヨンで自由に絵を描きましょう。お花らしい模様やカラフルなデザインがおすすめです。さらに、シールやキラキラテープでデコレーションしても素敵です。
- 完成と遊び方:完成したら、平らな場所で回してみてください。大きなお花型のコマがダイナミックに回り、見た目にも楽しい作品になります!
【4歳〜小学生】お風呂に浮かべてパタパタ進む♪泳ぐかめさん製作
泳ぐかめさんは本物のかめのように水に浮かべることが出来ます。
竹串をひねると手がくるくると回り水をかいてくれるので、パタパタと前に進む面白い仕掛けおもちゃが出来上がりますよ!
材料
- 牛乳パック
- ハサミ
- 竹串
- ビニールテープ(緑・黄色)
- 輪ゴム
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作り方
事前準備
- 牛乳パックをハサミまたはカッターで上下に切り分けます。
※立体のまま切る作業は危険なので、大人が事前に準備してください。
作業は牛乳パックの上下部分ごとに進めます
牛乳パック上
- 甲羅を作る:牛乳パックの上部分に緑色のビニールテープを巻きつけ、甲羅のベースを作ります。
- 顔・足・尻尾を作成:余った牛乳パックから顔、足、尻尾を切り取り、黄色のビニールテープを巻いて装飾します。
- 貼り付ける:作った顔、足、尻尾を甲羅部分にビニールテープでしっかり固定します。
牛乳パック下
- 切り込みを入れる:牛乳パックの下部分にハサミで2箇所切り込みを入れます。
- 穴を開ける:側面に穴を開け、竹串を通します。
- 輪ゴムをセット:竹串に輪ゴムを結び、切り込み部分に引っ掛けて固定します。
- 手(水かき)を作る:余った牛乳パックを大きめに切り取り、水をかける手(水かき)を作ります。
- 装飾する:水かきに黄色のビニールテープを巻きつけて色をつけます。
- 取り付ける:水かきを竹串にビニールテープでしっかりと固定します。
- 仕上げる:牛乳パックの上部分を被せ、隙間を緑色のビニールテープで埋めて完成です!
子どもの作品例
5歳の男の子がパタパタかめさんを作ってくれました!
甲羅にはキラキラテープで装飾し、自分だけのオリジナルかめさんができました。
必要な材料に追加して、自由に装飾できる素材を用意すると、より個性的で楽しい作品が仕上がりますよ。家族で一緒に、お風呂時間をもっと楽しく過ごしましょう!
【5歳〜】牛乳パックで作るエコ鍋敷き
モダンでおしゃれなこちらの鍋敷き、実はすべて牛乳パックでできているんです!言われなければわからないほどの仕上がりではないでしょうか。今回はシンプルに模様をつけずに作りましたが、子どもたちが作る場合は、カラフルに色を塗ったり、模様を描いたりして楽しむこともできますよ。
牛乳パックを使用しているので頑丈で、意外と長く使える実用的な作品です。ぜひ、親子で挑戦してみてください!
材料
- 牛乳パック
- カッター
- ハサミ
作り方
- 牛乳パックの準備
カッターを使って、牛乳パックの底を切り取ります。この部分のみ大人の方が対応ください。 - 牛乳パックをカットする
牛乳パックを平らにたたみ、幅2.5cmの帯状に切り分けます。 - 内側を表にする
牛乳パックの内側(白い面)を表にするために、帯を裏返します。 - 編み始める
帯状にした牛乳パックを互い違いになるように通して編みます。- まず、縦方向の列を揃えて配置します。
- 次に、横方向の帯を縦の帯に対して交互に通します。
例:1本目の帯は下を通し、2本目は上を通す、という動作を繰り返します。
- 繰り返して編む
縦の列も横の列も交互に編む作業を繰り返していくことで、格子状の鍋敷きが完成します。
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牛乳パックをテーマにしたコンクールを開催
HOKETでは2022年7月に牛乳パックをテーマにした工作コンクールを開催しました!全国から様々な工夫やアイデアが詰まった素敵な作品の応募がありました。結果発表記事で作品の一部を紹介しているのでぜひ作品作りの参考にしてみてください!
まとめ | 遊びながら学べる!牛乳パックのエコ工作
捨ててしまいがちな牛乳パックは、上手に活用する事で様々な工作に取り組むことができます。また、物を大切にする心や環境意識を自然と育みながら、子どもの創造力や集中力を育てる素晴らしい素材です。
家庭でも保育園でも気軽に取り組める牛乳パック工作ぜひ楽しんでください!