お雛様を飾ったり、ひなあられを楽しんだり、家族みんなでお祝いをするのは素敵な思い出になりますよね。今年はさらにひな祭りを楽しむために、子どもたちと一緒にお雛様を手作りしてみませんか?この記事では、簡単に作れるかわいいお雛様や、ひな祭りにぴったりの飾りアイデアをたっぷり紹介します。おうちでも保育の場でも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
お雛様製作の前におすすめの導入&絵本
お雛様製作をもっと楽しくするために、製作前の導入としておすすめの方法を3つご紹介します。絵本の詳細もこの後に続けて解説しますよ!
- 『うれしいひなまつり』をみんなで歌う
ひな祭りの定番ソングをみんなで歌うと、子どもたちの気分も盛り上がります! - 本物のお雛様を観察する
実際のお雛様を見ながら飾り方やデザインの特徴を観察するのも、製作のヒントになりますよ。 - ひな祭りが題材の絵本を読む
ひな祭りにまつわる絵本を読むことで、行事への理解や興味が深まります。
おすすめ絵本の紹介
ひな祭り製作の導入におすすめする一冊は『のはらのひなまつり-桃の節句-』。この絵本は、主人公ともこちゃんが作った折り紙のおひなさまが風に飛ばされ、動物たちのところにたどり着くところから始まる物語。動物たちがたんぽぽで作ったお雛様を囲んでお祝いする姿が描かれています。
お雛様製作がもっと楽しくなるような、心温まるストーリーが魅力です。製作前の導入にぴったりなので、ぜひ読んでみてください!
子どもたちに伝えたい!お雛様の正しい飾り方
お雛様の飾り方を子どもたちにも分かりやすく伝えることは、ひな祭りを楽しむ大切なステップです。ここでは、段ごとに飾りのポイントを簡単に解説します。
- 1段目:男雛(おびな)・女雛(めびな)
中央に並ぶのが、天皇と皇后を象徴する男雛と女雛。華やかな装束が特徴で、最上段に飾ります。 - 2段目:三人官女(さんにんかんじょ)
女雛のそばに控えるのが、三人官女。お雛様に仕える女性たちで、左右に配置します。 - 3段目:五人囃子(ごにんばやし)
真ん中の段に並ぶ五人囃子は、ひな祭りに音楽を奏でて雰囲気を盛り上げる役割。楽器を持つ姿が特徴的です。
これらの飾りを子どもたちと一緒に確認しながら、ひな祭りの伝統を楽しく学びましょう!イラストを活用すれば、よりイメージが湧きやすくなりますよ。
実践!ひな祭り製作
まずはひな祭りにピッタリなお雛様をテーマにした製作アイデアを3つご紹介します。どれも簡単で、小さなお子さんから挑戦しやすいものばかりです。おうちや保育の場で、ぜひひな祭り製作の参考にしてみてください!次はお雛様以外のひな祭りに使える製作を紹介します。
ひな祭り当日の飾りとしても使用するのもオススメです!
【1歳〜3歳】お手軽製作!吊るして飾る可愛いおひなさま
吊るして飾るお雛様は、貼る作業がメインなので特に小さなお子さんにおすすめの製作です。男雛と女雛の着物にはお弁当用のおかずカップを使うため、簡単かつ華やか!カップの柄を変えると、オリジナルの雰囲気を楽しむことができます。
製作のねらい
- ひな祭りの行事を楽しむきっかけを作る
材料
- おかずカップ
- 丸シール
- カラーペン
- モール
- セロハンテープ
- 両面テープ
- 円型に切った肌色の画用紙
作り方
- 顔を描く
- 肌色の画用紙を丸く切り、お顔を描きます。絵が難しい場合は、丸シールで目や口を表現しましょう。
- お弁当カップを装飾
- お弁当カップに丸シールを貼り、飾り付けをします。カラフルな柄で個性をプラス!
- お弁当カップを折る
- カップを半分に折り、着物の形を作ります。
- 顔と着物を貼り合わせる
- 顔の円とお弁当カップを両面テープでしっかりと貼り付けます。
- 吊るせるように仕上げる
- お顔の後ろにモールをセロハンテープで固定します。モールをフックやピンに掛けて飾れば完成!
ピンにひっかけて飾る事もできるよ!
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【4歳・5歳向け】コロンと可愛い♡お雛様とお内裏様のお人形
時間に余裕があったら台座や屏風を作るとより豪華になります!
製作のねらい
- お雛様を観察して特徴や持ち物に気づく
材料
- 紙コップ
- お花紙
- 両面テープ
- 丸く切った肌色の画用紙2枚
- つまようじ
- セロハンテープ
- はさみ
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作り方
1. お雛様の顔を作る
- 丸く切った肌色の画用紙にお顔を描きます。絵が難しい場合は、丸シールで目や口を表現してもOK。
- 描いた顔の裏側に爪楊枝をセロハンテープで貼り付けて固定します。
2. お雛様の体を作る
- 紙コップを半分の高さに切ります。
- お花紙の真ん中に紙コップを置き、両面テープを紙コップの内側の側面に貼ります。
- お花紙を紙コップの周りに包み込むように中に詰め込みます。
3. 顔と体を組み合わせる
- 紙コップの底に、顔の付いた爪楊枝を刺して固定します。
4. お好みで装飾を追加する
- 着物の模様を描いたり、飾りを付けたりしてアレンジを楽しみましょう!
【3・4・5歳~小学生向け】飛び出す立体雛壇のお雛様
折り紙で作ったお雛様を2段の立体雛壇に飾り付ける、ひな祭りにぴったりの製作アイデアです。立体的に仕上がる雛壇カードは、作った後もお部屋の飾りとして大活躍!3段以上の雛壇に挑戦する場合は、小学生向けの細かい作業になるため、サイズを工夫してみましょう。
製作のねらい
- 折り紙を丁寧に折ることで手先の器用さを養います。
- ひな祭りという伝統行事を楽しく学び、理解を深めることができます。
材料
- 折り紙
- のり
- 画用紙
- 黒ペン
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作り方
3. お雛様を飾り付ける
- 雛壇にお雛様をのりで貼り付け、好みで装飾を加えます。
- 3段以上の雛壇を作る場合は、お雛様のサイズを小さく調整してください。
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【4歳~小学生向け】ひなあられを可愛くラッピング♡折り紙で作るテトラ折り
折り紙を使って、ひなあられを可愛くラッピングしませんか?この「テトラ折り」はおすそ分けにぴったりのサイズで、作るのもとっても簡単!柄付きの折り紙やリボンを使えば、アレンジの幅が広がり、特に女の子に大人気の製作です。
材料
- 折り紙
- 両面テープ
- ホチキス
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作り方
1. 折り紙を半分に折る
- 折り紙を横長に半分に折り、真ん中に折り目をつけてから開きます。
2. 筒状にする
- 真ん中の折り線に合わせて、右の辺を内側に折り込むように折ります。
- 左側の辺に両面テープを貼り、右側に貼り合わせて筒状にします。
3. 袋状にする
- 筒の下の辺にも両面テープを貼り、上に折り込んで貼り付け、袋の底を作ります。
4. 口を閉じる
- 袋の口部分の両サイドを異なる方向に折り、ひねるように形を整えます。
- 3回ほど折り上げ、折り重なった部分の真ん中をホチキスで留めて完成!
色もひな祭りっぽい色で揃えると、より雰囲気が出るよ
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【3歳~小学生向け】ガーランドにも!ひなあられ風折り紙ボール
弾む動きが楽しい折り紙ボールを作ってみませんか?この折り紙ボールは、簡単な切り貼り作業だけで作れるので、子どもたちにぴったりの製作です。飾りとして楽しむだけでなく、点数を書いて的当てゲームにも活用できます。
材料
- 折り紙
- のり
- はさみ
- テグス(吊るす用)
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作り方
1. 折り紙をジャバラ状に折る
- 折り紙を均等に16等分するよう、ジャバラ折りにします。
2. 折り線に合わせてカットする
- 折り線に沿ってハサミで切り分けます。
3. クロスさせて貼り付ける
- 切り分けた折り紙を2つ用意し、それぞれをクロスさせてのりで貼り合わせます。
4. ずらして重ねる
- 作った2つのクロスを少しずらして重ね、のりで貼り付けます。
5. 外側を中心に貼り合わせる
- 外側の辺を中央に向けて貼り付けていき、球状に整えたら完成です。
材料を画用紙にするともっと跳ねて面白いよ
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飾り方アイデア
折り紙ボールはテグスを使って吊るしたり、枝の隙間に差し込んでディスプレイすると、ひな祭りまでの期間を華やかに彩ります。
テトララッピングと一緒に枝に吊るして飾ると、おしゃれなひな祭りインテリアが完成!
あわせて読みたい!春の製作アイデアまとめ
春の保育行事や壁面飾り製作のアイデアを探している方にぴったりの記事です!3月のひな祭りや4月の入園準備、5月のこどもの日まで、季節ごとのイベントに使える製作例や壁面装飾のヒントが満載。型紙付きの桜やてんとう虫など、可愛いモチーフが簡単に作れるポイントも紹介しています。春らしい雰囲気を演出したい保育士さんや親子にとって、楽しい手作りの時間を彩る参考になる内容なのでぜひ合わせてチェックしてください。
まとめ|手作りで楽しむひな祭り
ひな祭りは女の子の健やかな成長を祝う大切な行事です。華やかで可愛い製作を通して、子どもたちと一緒に楽しむことで、より思い出深いひな祭りを過ごせます。今年は、お雛様や飾りを手作りして、オリジナルの彩りを加えてみませんか?
手作りの作品を飾れば、ひな祭りの雰囲気が一層華やかに。特に、桜をモチーフにした製作はひな祭りと相性抜群!家族や子どもたちが作ったオリジナルの作品で、今年のひな祭りをもっと素敵に演出してみてください。