春の訪れを感じる季節には、かわいらしい「たんぽぽ」がぴったり!子どもたちと一緒に作るたんぽぽ製作は、壁面飾りとしても大活躍します。この記事では、保育園や幼稚園で使えるたんぽぽの簡単な作り方やポイントをご紹介。春らしい明るいお部屋作りにぜひ活用してみてくださいね♪
たんぽぽ製作の前におすすめの絵本
たんぽぽがどのように咲いて、綿毛になっていくのか、その一生が丁寧に描かれた絵本『たんぽぽ』。子どもたちと一緒に読み進めることで、自然への興味や発見が広がります。たんぽぽ製作をする前に絵本を読むことで、たんぽぽの形や特徴をじっくり観察し、製作活動へのイメージもふくらみますよ。
さらに、読み終えたら道端や公園で本物のたんぽぽを探してみるのもおすすめです!実際のたんぽぽに触れながら、そのかわいらしさやたくましさを感じることで、もっとたんぽぽが好きになるはずです。
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実践!年齢別たんぽぽ製作アイデア4選
ちょっと珍しいものから定番まで、春の気分を楽しめるたんぽぽ製作を4つご紹介します。お子さんの年齢や成長に合わせて、お気に入りのアイデアを見つけて取り組んでみてくださいね!
一部製作ではHOKETオリジナルの型紙を使用しています。記事の下部からダウンロードできるのでぜひご利用ください。もちろん型紙がなくても取り組めるので参考にしてください。
【1歳〜4歳】廃材で描く!たんぽぽ面白アート
普段使う画材ではなく、使い捨てフォークを使ってたんぽぽを描くアイデアです。普段と違う道具に興味津々!絵画表現の幅も広がりますよ。
製作のねらい
- 廃材の使い方を工夫し、製作に生かす
- 身近な廃材に興味を持つ
材料
- たんぽぽ型紙(葉っぱ)
- 使い捨てフォーク
- 絵の具
- 画用紙
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作り方
- たんぽぽのお花の目安をつける:
画用紙にたんぽぽのお花の中心部分として印をつけておきます。子どもが描きやすくなりますよ。 - フォークに絵の具をつける:
水分量が少なめの絵の具をたっぷり用意し、使い捨てフォークにしっかりつけます。 - 画用紙にスタンプする:
フォークを使って、スタンプのように画用紙に押し付けながら花びらを描いていきます。 - 茎と葉っぱを加える:
茎はクレヨンで描き、たんぽぽの葉っぱは型紙を使って作り、のりで貼り付けます。
暗い色の画用紙を使えばたんぽぽの綿毛バージョンもいっしょに描けるよ!
白い絵の具を使ってやってみてね
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【2歳〜4歳】壁面飾りにもなっちゃう!?画用紙で作る立体たんぽぽの作り方
直線切りや糊付けが中心の製作なので、はさみやのりの練習にぴったり!子どもたちが作った立体的なたんぽぽをお部屋に飾れば、まるでたんぽぽのお花畑のような明るい雰囲気を楽しめますよ♪
製作のねらい
- 直線を意識してはさみを使う練習をする
- 製作を通して春の季節を楽しむ
材料
- 黄色の画用紙(折り紙サイズ)
- 黄色の画用紙(円型に切ったもの)
- 緑系統の画用紙(折り紙の半分サイズ)
- はさみ
- のり
- 糊下紙
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作り方
たんぽぽのお花と葉っぱ部分に分けて作り方を紹介します。
簡単だけどたんぽぽのお花の特徴も表現出来てるね
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【2歳〜5歳】折り紙で簡単!ふわふわ可愛いたんぽぽのお花
立体的でふわふわのたんぽぽが簡単に作れる製作です!黄色いお花だけでなく、綿毛バージョンも一緒に作ることで、春らしさがさらにアップしますよ♪
製作のねらい
- たんぽぽを観察して特徴を捉える
- ハサミの直線切りに慣れる
「たんぽぽのお花」の材料
- 折り紙(黄色)
- ハサミ
- ストロー
- 両面テープ
- 緑のテープ(あれば使用)
作り方
- 折り紙を半分に切る:
黄色い折り紙をハサミで半分に切ります。 - さらに折る:
半分に切った折り紙をさらに半分に折ります。 - 切り込みを入れる:
上から 3分の2 までの位置に、ハサミで細かく切り込みを複数入れます。切り込みは均等になるようにしましょう。 - 両面テープを貼る:
切り込みを入れなかった 下の3分の1部分 に両面テープを貼ります。 - ストローを貼る:
両面テープの端にストローをしっかりと貼り付けます。 - 折り紙を巻く:
ストローを転がすようにして折り紙を巻きつけ、ふわふわのお花部分を作ります。 - もう一枚も同じ作業をする:
もう1枚の半分に切った折り紙を使い、 1〜6の手順 を繰り返します。重ねることでお花にボリュームが出ますよ! - 緑のテープを巻く:
お花と茎(ストロー)の境目に緑のテープを巻きつけて完成です!
アレンジのポイント
- 綿毛バージョン:白い折り紙で同じ手順を行うと、綿毛のたんぽぽが作れます。お花と一緒に飾ると春らしさが倍増しますよ!
- お花畑に見立てる:複数作って壁面に飾ると、たんぽぽのお花畑のような華やかな雰囲気になります。
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【4歳〜小学生】子どもも簡単!ペーパークラフトでたんぽぽ作り
折り紙のたんぽぽより少し難易度は上がりますが、ボリュームたっぷりの本物のような立体たんぽぽが作れる製作です。たくさん作ってリボンでまとめると花束にもなり、とてもかわいらしいですよ!
製作のねらい
- たんぽぽを観察して特徴を捉える
- イメージを持って製作に取り組む
材料
- 画用紙
- ハサミ
- 両面テープ
- モール
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作り方
- 画用紙を半分に折る:
黄色い画用紙を横長にして、半分に折ります。 - 切り込みを入れる:
上から3分の2までの位置に、ハサミで細かい切り込みを複数入れます。 - 両面テープを貼る:
切り込みを入れなかった下の3分の1部分に両面テープを貼ります。 - モールを貼る:
両面テープを剥がし、端にモールをしっかりと貼り付けます。 - 画用紙を巻く:
モールを芯にして、切り込み部分が外側になるように画用紙を固く巻いていきます。 - お花にボリュームをつける:
さらにボリュームを出したい場合は、1〜4の手順をもう一度繰り返し、巻き終えたお花の上に重ねて貼り付けます。
お花の部分がリアル!
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あわせて読みたい!春の製作アイデアまとめ
春の保育行事や壁面飾り製作のアイデアを探している方にぴったりの記事です!3月のひな祭りや4月の入園準備、5月のこどもの日まで、季節ごとのイベントに使える製作例や壁面装飾のヒントが満載。型紙付きの桜やてんとう虫など、可愛いモチーフが簡単に作れるポイントも紹介しています。春らしい雰囲気を演出したい保育士さんや親子にとって、楽しい手作りの時間を彩る参考になる内容なのでぜひ合わせてチェックしてください。
まとめ|じっくり観察して欲しいたんぽぽ
たんぽぽは、その かわいらしい見た目 とは裏腹に、コンクリートの隙間からも顔を出すほど 力強くたくましい植物 です。春になると道端や公園など、身近な場所で見かけることも多いですよね。
製作の前後には、ぜひ 本物のたんぽぽ をじっくり観察してみてください。お花の形や葉っぱの特徴、ふわふわの綿毛まで、たんぽぽの魅力を再発見できるはずです。きっと、たんぽぽのお花がもっと好きになりますよ!
作ったたんぽぽの作品は、お部屋に 壁面飾り として飾るのもおすすめです。たくさん並べると、まるで春のお花畑のような 爽やかで明るい雰囲気 を楽しめます♪
壁面飾り&製作に使える!たんぽぽ型紙
HOKETオリジナルたんぽぽの型紙を配布中。
塗り絵として楽しんだ後は黒い線をハサミで切って画用紙に貼り付けてください。
また製作だけでなく、幼稚園保育園の壁面飾りの型紙としても活躍!
壁面飾りとして使う場合はたんぽぽのお花部分の大きさ違いの画用紙を作り、貼り合わせると立体感とたんぽぽらしさが増しますよ♪