
第3回 HOKET工作コンクール
🐻〜 へんてこ動物博2025 〜🐰
このたびは、第3回HOKET工作コンクールに、多くの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。
本ページでは、厳正なる審査を経て選ばれた、栄えある受賞作品を発表いたします。他にも、個性が光るスタッフ厳選の注目作品も一部ご紹介いたします。
今年も2025年7月15日(月)から2025年9月30日(月)まで作品の募集を行い、全国から100点 を超える素敵なアイデアと工夫が詰まった作品が集まりました!
それでは、お待ちかねの受賞作品発表です!
受賞作品発表
夜空を飛ぶ星柄の猫
Amazonギフト券5000円分

作者林 和哉
年齢6歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
はりねずみソーダ
Amazonギフト券5000円分

作者殿井 彩月
年齢5歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
ツノが大きいシカ
Amazonギフト券2000円分

作者林 和哉
年齢6歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
爬虫類の守り神
Amazonギフト券500円分

作者KO
年齢11歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
乳牛
Amazonギフト券500円分

作者福海博日
年齢11歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
白亜紀の海の中
Amazonギフト券500円分

作者相場 風馬
年齢5歳
作品のアピールポイント
作者コメント
審査員のコメント
第3回HOKET工作コンクール受賞作品は以上となります。
他にもたくさん!魅力的な応募作品ピックアップ
受賞には至らなかったものの、個性が際立つ魅力的な作品をいくつかピックアップしてご紹介します。

唇の腫れたアヒル
ふじさわゆうだい (4歳)
めんたいこを食べて、めんたいこ唇になってしまいました。
「めんたいこのくちびるになっちゃった」という思いがけない設定に、作者の発想力がしっかりと表れています。思いついたアイデアを、キャラクターの表情や色使いで表現しようとしている点が、この作品の見どころです。アヒルの仲間たちもびっくりするかな?

ほねほねメガカメレオン
松田一智 (8歳)
背骨の部分を骨のようにするところを工夫して頑張った。
作品全体から、こだわりが感じられます。粘土を小さくちぎって重ねたり、押し付けたりしながら形を作っており、立体表現ならではの質感や凹凸が際立っています。特に背中の骨の表現は、生き物の骨格を意識して造形した痕跡が見える点が大きな見どころです。足先に向かって細くしていく形、頭部や尻尾の曲がりなど、全身のバランスを見て作っていることも伝わってきます。

わたしの水族館
るなちゃん (10歳)
スプーンや空き箱を使って、水槽を作り、魚たちが水中で元気に泳ぐ様子を表現しました。工夫したのは奥行きが出るように四枚の絵を重ねた所です。でも、色を塗りすぎると透けて見てないので調整が難しかったです。
じーっと見ていたくなる世界観がすごく魅力的です。ケースの丸みと奥行きを活かして、魚が“水の中を泳いでいるように”見えます。重ねた素材や透明感のあるパーツが、ちゃんと水の層になっています。空き箱だったこと忘れてしまいそうな本当幻想的な作品に仕上がっていますね。

威嚇するトラ
武田 彩良 (9歳)
綿棒を使い点々で色をつけました
点画で今期を根気強く虎の形に仕上げたのが素晴らしいです。吠えている表情もとってもリアルですね。点だけで表しているのに表情が豊かで、動物を連想させる素材感に仕上がっているのも素敵だと感じました。

いたずらっこなハイエナたち
いーぼ (6歳)
広告やいらない本を使って作りました。 いろいろな材料を使ったり、細かいところを貼るところをがんばりました。
広告紙と色紙の組み合わせがとてもおもしろく、素材の違いがそのままハイエナの質感やリアルさにつながっているように感じました。紙をちぎる方向や大きさ、貼り方にもバリエーションがあって、「隙間なく貼ろう」とする丁寧さが伝わってきます。ハイエナの表情がとても印象的で、目のパーツに力強さがあります。背景・地面・キャラクターが違う色と質感で構成されているので、画面に自然な奥行きが生まれているように感じました。素材選びから貼り方まで、工夫とこだわりが詰まった作品だと思います。

ピカピカピカ頭ゴッド
ひらぬま (7歳)
この生き物は、神様でくらいときに元気になります。びっくりすると頭がピカッとひかって、まわりの人間や動物を驚かせている間に逃げます。 作品ポイント カラフルな体や大きな3つの目を工夫してつくりました。頭の上のストローが光るアンテナみたいになっていて、びっくりしたときにひかるところをがんばって表しました。
「びっくりすると頭が光り、まわりの人を驚かせる神さま」という発想が、非常にユニーク です。アイデアが造形にそのまま結びついてい 点が作品の見どこだと感じました!頭の上のストローから漏れる光に色がついている点も幻想的です。

未来のタコ
こうの (9歳)
綺麗なマーブルもようで目が青いタコを作りました。 お気に入りの洋服(パーカー)を捨てずに残したくて、再利用しました。裁縫は初めてて、何度も指を針でさしました。できるだけ元々縫われているところを選んで、タコになるようにしました。足の数が多く、先っぽが細くて縫ったあと表にするのが難しかったです。
お気に入りのパーカーをタコに見立てて作品にするという発想が、とても素敵だと感じました。着られなくなってしまった洋服でも、こうして新しい形で生まれ変わると、また長く楽しめるのだと気づかせてくれる作品です。フードの形をそのまま活かしたデザインが魅力的で、タコらしさがしっかり伝わってきます。まるで背景の空に溶け込んでいるかのような雰囲気もあり、見ていてわくわくしました。

何でも知ってるネコ
ダイちゃん (8歳)
このネコはぼくの全部を知っている。 言わなくたってわかってくれる。 ネコが真ん中になるように頑張った。
中央にいる猫の表情がとても印象的で、まるで感情が伝わってくるようなリアリティがあります。草原の真ん中に座っている配置が、作品全体にストーリーを感じさせてくれます。見ていると、猫と心がつながるような不思議な感覚があります。この猫ちゃんの表情は忘れられません。配置のバランスや構図がとてもよく、作品全体の雰囲気をより魅力的にしていると感じました。
総評
今回のテーマは、今年開幕した大阪万博にちなみ「へんてこ動物博」としました。 少し広めのテーマ設定でしたが、実在の動物から恐竜、架空の生き物まで、 趣旨をしっかりくみ取った多彩な作品が集まりました。
今年は特に絵画作品の応募が増え、構図や表現技法、動物たちの豊かな表情がどれも印象的でした。 また、いらなくなった洋服や牛乳パックなどの廃材、セミの抜け殻やピスタチオの殻など、 個性的な素材を使った作品も多く見られ、自由な発想に驚かされました。
応募作品にはそれぞれ独自のストーリーや世界観があり、 「この動物はどんなところに住んでいるのだろう?」「どんな食べ物が好きなのだろう?」と、 審査員一同、想像をふくらませながら楽しく拝見しました。
参加者の皆さま一人ひとりの創造力と情熱に、心より感謝申し上げます。
HOKETはこれからも、子どもたちの自由な発想を応援し、 創造の楽しさを広げる活動を続けてまいります。 次回のコンクールにもぜひご期待ください。
最後に、今回の開催にあたり昨年に引き続き協賛頂いているエファタ株式会社様、保護者の方、その他ご協力くださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
紹介しきれなかった素敵な作品はすべてPinterestに掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください!
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
次回の開催もどうぞお楽しみに!
