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第3回 HOKET工作コンクール

🐻〜 へんてこ動物博2025 〜🐰

このたびは、第3回HOKET工作コンクールに、多くの素晴らしい作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。

本ページでは、厳正なる審査を経て選ばれた、栄えある受賞作品を発表いたします。他にも、個性が光るスタッフ厳選の注目作品も一部ご紹介いたします。

今年も2025年7月15日(月)から2025年9月30日(月)まで作品の募集を行い、全国から100点 を超える素敵なアイデアと工夫が詰まった作品が集まりました!

それでは、お待ちかねの受賞作品発表です!

受賞作品発表

HOKET賞

夜空を飛ぶ星柄の猫

Amazonギフト券5000円分

夜空を飛ぶ星柄の猫

作者林 和哉

年齢6

作品のアピールポイント
空を飛んでいる猫が見てみたいと思ったので考えてみました。ただ飛ぶだけでは面白く無いので柄を「星柄」にしてみました。【この猫の生息地】夜の星が見える場所。煙突や高い木で休憩している。大好物は「月見だんご」【この絵の頑張ったポイント】透けている感じを絵の具で出すのが難しかったので頑張りました。手としっぽの模様は本物の猫ちゃんを見て描きました。
作者コメント
このたびはHOKET賞をいただきありがとうございます。今回私はへんてこ動物のテーマを「 夜空を飛ぶ星柄の猫 」という風に思いつきました。星柄なので夜空かなーとか、お月様をお空をジャンプして捕まえようかな?など、大好きな猫を題材にしていると色々な案が出てきて、最後までとても楽しく描く事ができました。来年は中学生になるので、中学生でも参加できるようなコンクールがあればぜひ参加させてもらいたいです。この受賞を励みとしてこれからも、自分の発想を絵にして表現していきます。本当にありがとうございました。
審査員のコメント
猫の身体から星空がふわっと広がっていくようで、まるで物語のワンシーンを見ているような幻想的な雰囲気がただよっています。星のきらめきと猫の静かな佇まいの組み合わせが、とても不思議な魅力を感じさせます。「この猫は、星がよく見える場所にひっそり暮らしているのかもしれない…」そんな想像をしたくなる作品です。もし澄んだ夜空の日があったら、思わず周りを見渡してしまいそうです。
協賛企業賞 エファタ株式会社様

はりねずみソーダ

Amazonギフト券5000円分

はりねずみソーダ

作者殿井 彩月

年齢5歳

作品のアピールポイント
可愛い、うるうるお目目と、手をつけるのを頑張りました 夏にぴったりソーダなので、ストローがささってます!
作者コメント
賞をもらえたのは、褒めてもらえたからってことだから、とっても嬉しいですリサイクルするのは大事だと思ってるから、おうちにあるもので、頑張ってつくりましたおててに肉球を描いたり、お顔が可愛くなるように頑張りました!
審査員のコメント
しゅわしゅわとした質感が、作品全体の雰囲気としてしっかり感じられます。テーマである「へんてこ動物」の世界観にも自然に結びついており、見る人の想像を広げてくれます。子どもの自由な発想がそのまま形になっている点が素敵です。
へんてこ動物賞

ツノが大きいシカ

Amazonギフト券2000円分

ツノが大きいシカ

作者林 和哉

年齢6歳

作品のアピールポイント
ツノが大きくて強そうなシカが好きなので描いてみました。 とにかくツノをかっこよくしたいので画像紙で作って色を塗りました。 このシカは寒いところに住んでいるみたいです。写真で見たら、こおった山で生活していたり、雪が降っていました。 頑張った所はやっぱりツノの形を作るのが難しかったです。何度もハサミで画用紙を切ってボンドではりました。 目の細かい部分を塗るのがすごく緊張しました。ゆっくり細い筆で塗ったのですごくきれいなお目目になったと思います。
作者コメント
僕のかいた絵が選ばれてとてもうれしいです。学校から帰ってきたらお母さんが「シカの絵が入賞したよー」って言ってくれました。かっこいいなと思ったシカは大きくて僕にかけるのかな?と思いました。ハサミで切ったりはったり、すごくむずかしかったし大変だったけど。完成した絵を見たらめっちゃうれしくなりました。今度はもっと上手にかけると思います。これからもコンクールにいっぱい挑戦したいと思っています。すごい賞をくれてありがとうございました。
審査員のコメント
ツノに対して「かっこよく目立たせたい」という意図が明確に持たれており、その目的に沿って画用紙を重ねて立体的に作るなど、素材選び・構成に工夫が見られます。動物の生態から調べて作品に反映した点も素晴らしいですね!
こだわり造形賞

爬虫類の守り神

Amazonギフト券500円分

爬虫類の守り神

作者KO

年齢11

作品のアピールポイント
いろんな爬虫類の特徴をだすのをがんばりました。目と口をがんばりました。細かく切るのがむずかしかったです。
作者コメント
ぼくは生き物が大好きです。上から右にレオパードゲッコー、フトアゴヒゲトカゲ、マダガスカルへラオヤモリ、モロクトカゲ、エリマケトカゲ、エボシカメレオン、アオジタトカゲ、マツカサトカゲ、ウーパールーパー、サンショウウオのこども、コモドオオトカゲ、サバクツノトカゲの守り神を、いろんな紙を折って切って作りました。
審査員のコメント
紙の切り込みや折りを活かして、「立体に見せるための工夫」 が随所に見られました。切り込みを入れた場所だけが立ち上がり、影が生まれることで、ひとつひとつの表情や姿が際立っています。さまざまな形がある中で、どの作品にも特徴が簡潔に捉えられている点が見どころです。まるで守り神たちが会議をしているようにも見作品の世界へ引き込まれます!
観察名人賞

乳牛

Amazonギフト券500円分

乳牛

作者福海博日

年齢11歳

作品のアピールポイント
お菓子の箱やヨーグルトの容器など、家にあるものを使いました。 作品のポイントで工夫したところは、水風船を膨らませて、牛の乳にしたところです。耳の番号札や、鼻輪、首のリボンと鈴など、牧場で乳搾りをした時の体験を思い出しながら、細かい小物も頑張って作りました。
作者コメント
好きな工作で賞をとれてうれしいです。この牛を見てくださって、ありがとうございます。ぼくは、発明が得意なので、これを作りながらすごく楽しかったです。架空の生物も作ってみたいなと思います。
審査員のコメント
乳牛の特徴を細部まで観察したうえで、それらがひとつつひとつ作品に反映されています。模様、耳、首の部分、お乳、しっぽなど、乳牛にとって大切な要素がそれぞれのパーツとして丁寧に作られており、実際に本物を見て観察した経験が、細部の構成に活かされている点が魅力です。素材の組み合わせ方も素晴らしいですね。
ダイナミック賞

白亜紀の海の中

Amazonギフト券500円分

白亜紀の海の中

作者相場 風馬

年齢5歳

作品のアピールポイント
大好きなモササウルスと海の生き物たちをたくさん描いたところがポイントです!様々な色を使って頑張って仕上げました。
作者コメント
白亜紀最強の海の王者!大好きなモササウルスを描きました。ポイントはモササウルスが獲物を狙って大きな口をあけているところです。
審査員のコメント
それぞれの特徴がシルエットでわかるように描き分けらていますね。用紙いっぱいに大胆に描かれており、画面から海の広がりと生き物たちのエネルギーが強く伝わってきます。海の深さを表現したような色の選び方も見どころです。

第3回HOKET工作コンクール受賞作品は以上となります。

他にもたくさん!魅力的な応募作品ピックアップ

受賞には至らなかったものの、個性が際立つ魅力的な作品をいくつかピックアップしてご紹介します。

唇の腫れたアヒル
唇の腫れたアヒル

ふじさわゆうだい (4歳)

アピールポイント

めんたいこを食べて、めんたいこ唇になってしまいました。

審査員のコメント

「めんたいこのくちびるになっちゃった」という思いがけない設定に、作者の発想力がしっかりと表れています。思いついたアイデアを、キャラクターの表情や色使いで表現しようとしている点が、この作品の見どころです。アヒルの仲間たちもびっくりするかな?

ほねほねメガカメレオン
ほねほねメガカメレオン

松田一智 (8歳)

アピールポイント

背骨の部分を骨のようにするところを工夫して頑張った。

審査員のコメント

作品全体から、こだわりが感じられます。粘土を小さくちぎって重ねたり、押し付けたりしながら形を作っており、立体表現ならではの質感や凹凸が際立っています。特に背中の骨の表現は、生き物の骨格を意識して造形した痕跡が見える点が大きな見どころです。足先に向かって細くしていく形、頭部や尻尾の曲がりなど、全身のバランスを見て作っていることも伝わってきます。

わたしの水族館
わたしの水族館

るなちゃん (10歳)

アピールポイント

スプーンや空き箱を使って、水槽を作り、魚たちが水中で元気に泳ぐ様子を表現しました。工夫したのは奥行きが出るように四枚の絵を重ねた所です。でも、色を塗りすぎると透けて見てないので調整が難しかったです。

審査員のコメント

じーっと見ていたくなる世界観がすごく魅力的です。ケースの丸みと奥行きを活かして、魚が“水の中を泳いでいるように”見えます。重ねた素材や透明感のあるパーツが、ちゃんと水の層になっています。空き箱だったこと忘れてしまいそうな本当幻想的な作品に仕上がっていますね。

威嚇するトラ
威嚇するトラ

武田 彩良 (9歳)

アピールポイント

綿棒を使い点々で色をつけました

審査員のコメント

点画で今期を根気強く虎の形に仕上げたのが素晴らしいです。吠えている表情もとってもリアルですね。点だけで表しているのに表情が豊かで、動物を連想させる素材感に仕上がっているのも素敵だと感じました。

いたずらっこなハイエナたち
いたずらっこなハイエナたち

いーぼ (6歳)

アピールポイント

広告やいらない本を使って作りました。 いろいろな材料を使ったり、細かいところを貼るところをがんばりました。

審査員のコメント

広告紙と色紙の組み合わせがとてもおもしろく、素材の違いがそのままハイエナの質感やリアルさにつながっているように感じました。紙をちぎる方向や大きさ、貼り方にもバリエーションがあって、「隙間なく貼ろう」とする丁寧さが伝わってきます。ハイエナの表情がとても印象的で、目のパーツに力強さがあります。背景・地面・キャラクターが違う色と質感で構成されているので、画面に自然な奥行きが生まれているように感じました。素材選びから貼り方まで、工夫とこだわりが詰まった作品だと思います。

ピカピカピカ頭ゴッド
ピカピカピカ頭ゴッド

ひらぬま (7歳)

アピールポイント

この生き物は、神様でくらいときに元気になります。びっくりすると頭がピカッとひかって、まわりの人間や動物を驚かせている間に逃げます。 作品ポイント カラフルな体や大きな3つの目を工夫してつくりました。頭の上のストローが光るアンテナみたいになっていて、びっくりしたときにひかるところをがんばって表しました。

審査員のコメント

「びっくりすると頭が光り、まわりの人を驚かせる神さま」という発想が、非常にユニーク です。アイデアが造形にそのまま結びついてい 点が作品の見どこだと感じました!頭の上のストローから漏れる光に色がついている点も幻想的です。

未来のタコ
未来のタコ

こうの (9歳)

アピールポイント

綺麗なマーブルもようで目が青いタコを作りました。 お気に入りの洋服(パーカー)を捨てずに残したくて、再利用しました。裁縫は初めてて、何度も指を針でさしました。できるだけ元々縫われているところを選んで、タコになるようにしました。足の数が多く、先っぽが細くて縫ったあと表にするのが難しかったです。

審査員のコメント

お気に入りのパーカーをタコに見立てて作品にするという発想が、とても素敵だと感じました。着られなくなってしまった洋服でも、こうして新しい形で生まれ変わると、また長く楽しめるのだと気づかせてくれる作品です。フードの形をそのまま活かしたデザインが魅力的で、タコらしさがしっかり伝わってきます。まるで背景の空に溶け込んでいるかのような雰囲気もあり、見ていてわくわくしました。

何でも知ってるネコ
何でも知ってるネコ

ダイちゃん (8歳)

アピールポイント

このネコはぼくの全部を知っている。 言わなくたってわかってくれる。 ネコが真ん中になるように頑張った。

審査員のコメント

中央にいる猫の表情がとても印象的で、まるで感情が伝わってくるようなリアリティがあります。草原の真ん中に座っている配置が、作品全体にストーリーを感じさせてくれます。見ていると、猫と心がつながるような不思議な感覚があります。この猫ちゃんの表情は忘れられません。配置のバランスや構図がとてもよく、作品全体の雰囲気をより魅力的にしていると感じました。

総評

今回のテーマは、今年開幕した大阪万博にちなみ「へんてこ動物博」としました。 少し広めのテーマ設定でしたが、実在の動物から恐竜、架空の生き物まで、 趣旨をしっかりくみ取った多彩な作品が集まりました。

今年は特に絵画作品の応募が増え、構図や表現技法、動物たちの豊かな表情がどれも印象的でした。 また、いらなくなった洋服や牛乳パックなどの廃材、セミの抜け殻やピスタチオの殻など、 個性的な素材を使った作品も多く見られ、自由な発想に驚かされました。

応募作品にはそれぞれ独自のストーリーや世界観があり、 「この動物はどんなところに住んでいるのだろう?」「どんな食べ物が好きなのだろう?」と、 審査員一同、想像をふくらませながら楽しく拝見しました。

参加者の皆さま一人ひとりの創造力と情熱に、心より感謝申し上げます。

HOKETはこれからも、子どもたちの自由な発想を応援し、 創造の楽しさを広げる活動を続けてまいります。 次回のコンクールにもぜひご期待ください。

最後に、今回の開催にあたり昨年に引き続き協賛頂いているエファタ株式会社様、保護者の方、その他ご協力くださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。

紹介しきれなかった素敵な作品はすべてPinterestに掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください!

Pinterest で作品を見る

たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
次回の開催もどうぞお楽しみに!